iPhone で顔のマスクを使い、暗く写った顔を直す
明るい空や窓を背に人を撮ると、背景はちょうどいいのに顔が影になってしまう。顔のマスクは顔だけを選択するので、背景まで明るくせずに顔を明るくできます。
思った以上にうまくいくのは、Chobial が常に RAW で撮っているからです。画面では濁って見える顔も、ファイルにはディテールがたっぷり残っています。HEIF では、その大半がすでに捨てられています。
1 · 顔を選択する
- 写真を開いて編集をタップし、マスクツールを選びます。
- + 新規をタップします。Chobial が被写体、空、人物を探します。見つかった顔は顔 1、顔 2のように一覧になります。
- 補正したい顔をタップします。赤く表示されます。
顔のマスクは、額からあごまでのやわらかな楕円を人物の輪郭で切り抜いたものです。顔の縁で止まるので、後ろの壁や空は明るくなりません。
2 · RAW から持ち上げる
顔のマスク(逆光のポートレート)
| 露出 | +0.5〜+1.0 EV |
| シャドウ | +20〜+40 |
| コントラスト | −10 |
| 色温度 | 日陰で肌が青くなっている場合は +200〜+400 K |
- まずは露出。目がはっきり見えるまで上げます。それを超えると、顔が光り始めます。
- シャドウは、顔の明るい部分をテカらせずに、目のくぼみやあごの下を明るくします。
- コントラストを少し下げると、肌がやわらかく保たれます。晴れた日の日陰は青いので、色温度で顔を少し暖かくすると、写真のほかの部分となじみます。
照らしたように見える手前で止める。電源ボタンでマスクをオフ・オンしてみてください。スポットライトを当てたようではなく、最初から適正露出で撮ったように見えるのが目標です。マスクの境目が見えるなら、露出を下げてシャドウを上げます。
3 · 複数の人がいるとき
- 集合写真:最初の顔のマスクを作ったら、追加をタップして顔 2、顔 3…と選びます。ひと組のスライダーで全員の顔を持ち上げられます。
- 体も影になっているとき:顔の代わりに被写体か人物を使って、人全体をやさしく持ち上げます。そのうえで顔のマスクを重ね、最後の半段を補います。
- 顔が見つからないとき:円形グラデーションを使います。顔の上に楕円をドラッグし、ぼかしを大きくします。
逆光の空は明るすぎることも多いものです。ハイライトを下げた空のマスクを加えれば、写真の明るい側と暗い側の両方を直せます。
よくある質問
写真全体の露出を上げればいいのでは?
顔が暗くなった原因は、たいてい背景にあります。人の後ろにある明るい空や窓が露出計をだまし、顔を直そうと写真全体を明るくすると、その背景が白く飛んでしまいます。
顔はいくつまで見つけられますか?
Chobial は最大6つの顔を「顔 1」「顔 2」のように一覧にします。顔ごとにマスクを作るか、「追加」で複数の顔をひとつのマスクにまとめます。
顔のマスクで顔そのものが変わりますか?
いいえ。顔を選択して、露出やシャドウといった通常のスライダーがそこに効くようにするだけです。修整、変形、生成は一切行わず、解析も iPhone の中で完結します。
Chobial が顔を見つけられないときは?
横を向いた顔、とても小さい顔、深い影の中の顔は見つからないことがあります。代わりに、ぼかしを大きくした円形グラデーションを顔に重ねてください。